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買ったハーブを使い切れる状態で保つ小さな工夫

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    Niva Cook 編集部
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パセリ、青じそ、バジル、みつばのようなハーブは、少量でも料理の印象を変えます。一方で一束を一度に使うことは少なく、冷蔵庫の奥で黒くした経験も多い食材です。使い切るために特別な献立を増やす必要はありません。買った日に種類に合う水分と置き場所を決め、普段の料理へ少しずつ足せる状態にしておくことが近道です。

種類ごとに保存方法を選ぶ

茎がしっかりしたパセリ、みつば、香菜は、根元を少し切り戻してから湿らせたペーパーで包み、袋か容器に入れます。少量の水を入れたコップに茎を立て、上からゆるく袋をかぶせる方法も使えます。水は濁ったら替え、葉を水に沈めないようにします。青じそは葉を押しつぶさず、湿らせたペーパーを敷いた容器で保護します。乾燥させすぎても、水浸しにしても傷みやすいので、ペーパーはしっとりする程度で十分です。

バジルは冷えすぎで黒くなりやすいため、冷蔵庫へ無条件に入れるのは典型的な失敗です。室温が高すぎない時は、茎を少量の水に浸して直射日光を避けた場所に置く方が元気なことがあります。気温や購入時の状態によって傷み方は変わるため、販売時の表示も確認してください。同じ葉ものだからと一つの容器へまとめず、種類ごとに扱うことが長持ちの基本です。

洗いすぎず、見える場所に置く

基本は使う直前に洗います。買った日に洗っておきたい場合は、葉の間の水をよく切り、清潔なペーパーを敷いた容器に入れてください。水滴が残ったまま密閉すると蒸れやすく、逆にペーパーを何日も替えずに放置しても傷みます。湿っていたら取り替える、という短い手入れで十分です。

保存場所は、野菜室の底やほかの野菜の下ではなく、毎日目に入る中段が向いています。ただし冷気が直接当たる場所は避けます。透明な容器に入れ、買った日を小さく書けば、古い束から使う判断も早くなります。保存の成否は温度だけでなく、「存在を忘れないこと」にも左右されます。

具体例として、週の初めに青じそ十枚とパセリ一束を買ったら、青じそはペーパーを敷いた容器へ、パセリは茎を湿らせて別の容器へ入れます。その日の夕食は冷ややっこに青じそ二枚、翌朝は卵焼きに二枚。パセリは翌日のスープをよそってからひとつまみ散らし、週末に残れば刻んでバターやオリーブ油と混ぜて小分け冷凍します。最初から一品の主役にしなくても、こうして自然に減ります。

香りを生かす使い方と注意点

ハーブは加熱しすぎると香りが弱くなるため、炒め物、味噌汁、スープには火を止めてから加えるのが基本です。トマト、卵、豆腐、焼いた肉、ゆでたじゃがいもは、どれも少量のハーブを受け止めてくれます。「束を消費するため」に一度に大量に混ぜると、料理全体の味が強くなりすぎることがあります。まずは一人分にひとつまみを目安にし、足りなければ食卓で足しましょう。

黒ずみ、ぬめり、異臭がある葉は無理に使わず、状態に応じて処分します。冷凍は香りを料理へ移す用途には便利ですが、生の飾りやサラダ向きの食感は保てません。その違いを知っておけば、無理な保存をしなくて済みます。

使う順番を作る小さな予定

保存容器に入れたら、「最初の二回」を具体的に決めておきます。たとえば月曜にパスタへバジル、火曜にトマトサラダへ残りを使う、という程度です。三食分すべてを計画する必要はありません。予定がなくなった時は、刻んでオムレツ、ドレッシング、スープの仕上げのどれかに回せばよい、と予備案を一つ持っておくと安心です。青じそなら納豆やおにぎり、みつばなら親子丼や吸い物など、すでに食べ慣れた組み合わせを先に選ぶと迷いません。

購入時には、葉がしおれていないこと、茎の切り口が黒ずんでいないこと、袋の内側に水滴が多すぎないことを軽く見ます。最初から弱っている束を長く保とうとするより、状態のよい少量を選ぶ方が手入れは簡単です。大束しかない時は、買った日に半量を刻んで冷凍する方法もあります。生で使う分と加熱用を分ければ、最後まで同じ状態を求めずに済みます。

まとめ

ハーブは種類に合わせて水分と温度を整え、見える場所に置くと使いやすい状態が続きます。洗うのは原則直前にし、普段の料理の仕上げへ少しずつ加えましょう。買った日に保存方法と最初の一回の使い道を決めれば、一束はぐっと身近な食材になります。

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