- 公開日
狭い棚で鍋・フライパン・ふたを整理する方法
- Authors

- Name
- Niva Cook 編集部
狭い収納では、鍋そのものよりもふたと取っ手が引っかかって、出し入れが面倒になりがちです。料理を始める前から棚をかき回す状態では、使う道具が限られてしまいます。目指すのは見栄えのよい収納ではなく、平日に一番使う鍋とフライパンを片手で取り出し、同じ場所へ戻せる配置です。
道具を使用頻度で三つに分ける
まず鍋、フライパン、ふたを床や作業台に並べ、毎日使う物、週に一度ほど使う物、来客時や仕込みだけに使う物に分けます。一人暮らしや二人分の料理なら、毎日使うのはフライパン一枚、片手鍋一つ、両手鍋一つ程度で十分なことが多いものです。傷んだふたやサイズの合わない鍋も、この時に見つかります。
一番取りやすい棚の手前には毎日使う道具だけを置きます。大鍋、蒸し器、予備のフライパンは奥か上段へ移します。すべてを同じ棚に入れようとすると、頻度の低い道具が毎日の動きを邪魔します。収納の空きは無駄ではなく、鍋をつかむための余白です。
重ねる数を少なくし、ふたを独立させる
鍋を重ねる場合は、直径の近い物を二、三個までにし、大きい物を下にします。間に薄い布や保護シートを挟めば傷と金属音を抑えられます。ただし、毎日使うフライパンを深い鍋の下へ重ねる配置は避けましょう。取り出すたびに二つの道具を動かすなら、その収納は今の暮らしに合っていません。
ふたは鍋の上に載せたままにせず、立てて選べるようにします。市販の仕切り、ブックエンド、熱に強いファイルボックスなどを棚の端へ置くと、柄やつまみが絡みにくくなります。収納用品を買う前に、空き箱や厚紙で幅を試すと失敗がありません。ふたは直径順に並べ、よく使う二枚を手前にするだけで十分です。
具体例:幅60センチの下段棚
幅60センチ、奥行き45センチの下段棚を例にします。左側の三分の二には、手前から26センチのフライパン、18センチの片手鍋、22センチの両手鍋を置きます。フライパンは立てるか一番上にして、夕食時に最初に取れるようにします。右側の三分の一にはふたを縦に三枚並べ、奥に月一度しか使わない大鍋を置きます。
この配置なら、炒め物と味噌汁を作る時に必要なのはフライパン、片手鍋、ふた一枚だけです。大鍋を動かさずに済むので、片づける時も同じ順番に戻せます。棚板が高すぎる場合は、低い収納かごに予備のふたを入れ、上の空間を無理に埋めないことがポイントです。
よくある失敗と直し方
「全部を縦に立てれば便利」と考えるのはよくある失敗です。重い鋳物鍋や取っ手の長いフライパンは倒れやすく、棚板を傷つけることもあります。重い鍋は安定して横置きにし、軽いふたやフライパンだけを立てましょう。また、鍋とふたを必ず一組で保管しようとすると、サイズの違うふたが増えた時に崩れます。ふたは用途別ではなく大きさ順に独立させたほうが扱いやすくなります。
もう一つの失敗は、使った後に空いている所へ適当に戻すことです。家族で共有する場合も、棚の手前に置く三点だけは写真や簡単な目印で定位置を示すと戻りやすくなります。週末に一度、重ねる数が増えていないかを見るだけで十分です。
まとめ
狭い棚の鍋収納は、所有数ではなく取り出す順番で決まります。毎日使う道具を手前へ、重ねる数を少なく、ふたは別に立てて置く。この三点を守ると、棚の容量が同じでも料理前の小さなストレスが減ります。まずは今夜使うフライパンを、何も動かさずに取れる位置へ移してみてください。
配置が合っているか確かめる方法
一週間だけ、新しい場所で使ってみてください。取り出す時に別の鍋を二回以上動かした、ふたを探した、戻す時に迷った、のどれかが起きたら配置を一つだけ変えます。収納用品を追加する前に、この記録を取るほうが効果的です。料理の種類や人数が変われば最適な並びも変わるため、季節の鍋料理が終わった時などに手前と奥を入れ替える柔軟さも役立ちます。
棚へ戻す前には、鍋底の水分と油を軽く拭き取ります。湿気を閉じ込めるとにおいや傷みの原因になり、重ねた道具も滑りやすくなります。乾いた状態で定位置へ戻す習慣が、狭い棚を安全で清潔に保ちます。
デジタル温度計
火の通り、鶏肉、再現しやすい家庭料理を扱う記事に自然に合わせやすい道具です。
広告。Niva CookはAmazonアソシエイトとして適格販売により収入を得ることがあります。
Amazonで見る →