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コンロ横に置くもの、離したほうがいいもの
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- Niva Cook 編集部
コンロ横は「すぐ使う場所」であり「保管場所」ではない
コンロの横は、調理中に何度も手を伸ばすため便利に見えます。しかし熱、蒸気、油はねが集まる場所でもあり、物を置きすぎると掃除が難しく、火災ややけどの危険も高まります。整理の基準は単純です。毎回の加熱中に使い、熱や油に強く、倒れても危なくないものだけを近くに残します。それ以外は一歩離れた引き出しや棚へ移します。
最初に、コンロ周りの物をいったん全部数えます。調味料、油、菜箸、鍋敷き、郵便物、小型家電などを並べ、「一週間に何回使うか」「熱くなっても安全か」「油で汚れても洗いやすいか」を考えます。この三つすべてに答えられるものが、コンロ横の候補です。迷うものは一週間だけ別の場所へ置き、本当に必要なときだけ戻すと判断しやすくなります。
近くに置きやすいもの
基本的には、よく使う耐熱の調理道具を厳選します。菜箸、フライ返し、おたまを一つずつ、洗える金属または耐熱素材のスタンドに立てる方法は扱いやすいでしょう。置く量は、調理中に同時に使う数までです。何本も詰め込むと取り出す時に倒れ、先端に付いた油が周囲に広がります。
油は、毎日使う一本だけをコンロから十分に離れた安定した場所に置きます。直火のそば、五徳の上、コンロと壁の狭い隙間は避けてください。塩やこしょうも毎日使うなら小さな容器でよいですが、湿気や油で固まりやすいため、火元の真横ではなく、少し離れたトレーにまとめるほうが衛生的です。鍋つかみは燃えやすい布製品なので、コンロの取っ手やすぐ横に掛けず、引き出しやフックへ移します。
離したほうがよいもの
紙袋、レシピ本、木製のまな板、キッチンペーパー、ラップは火や油の近くに置きません。使いやすくても、炎が上がったときに燃え広がるおそれがあります。調味料の大瓶、予備の油、砂糖や小麦粉の袋も、熱で品質が落ちたり、倒れた時に掃除が大変になったりします。電子レンジ対応でも、家電のコードや充電器をコンロの近くへ置くのは避けます。
また、洗った食器を乾かす場所をコンロのすぐ脇にすると、油はねが付きやすくなります。水切りかごはシンク側へ、清潔な食器は扉のある棚へ移すと、調理中の動線も整います。「置く場所がないから一時的に」という物が増えるほど、火を使う面積が狭くなることを覚えておきましょう。
配置の具体例
幅の狭いキッチンなら、コンロ脇の十五〜二十センチほどを調理道具用にします。そこには菜箸、フライ返し、おたまだけを置きます。油と塩こしょうは、コンロから手を伸ばして届くけれど直接の熱を受けにくいワゴンか引き出しの手前へ。鍋つかみ、ふきん、予備の調味料は引き出しにまとめます。
例えば、魚を焼きながらみそ汁を作る場面では、近くの菜箸とおたまだけで十分です。油を足す必要があるときも、決めたトレーから一本を取り出してすぐ戻せます。作業後はスタンドとトレーを拭くだけなので、調理台全体に散らばった瓶を一つずつ動かす必要がありません。
よくある失敗
「毎日使うから」と油や調味料を何本も並べるのは典型的な失敗です。実際に毎日使うのは一、二本であることが多く、残りは油膜をかぶってべたつきます。一本使い切るまでは予備をしまう、と決めると解決します。また、コンロの掃除を物をどけずに済ませようとして、周囲の汚れを放置するのも逆効果です。調理後に熱が冷めてから、置いている道具と台をさっと拭く時間を一分作ってください。
耐熱と書かれた容器でも、炎に近づけてよいとは限りません。素材の表示に頼り切らず、コンロの取扱説明書にある周囲の離隔や換気の注意も確認します。においが強い洗剤やアルコールを火がついている近くで使わないことも重要です。
まとめ
コンロ横を使いやすくする秘訣は、便利そうな物を増やすことではなく、火のそばで必要な物だけを残すことです。菜箸などの耐熱調理道具、毎日使う少量の調味料に絞り、紙類、布類、予備品、家電のコードは離します。安全な定位置が決まれば掃除も短くなり、狭いキッチンでも落ち着いて料理を始められます。
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