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家庭料理を始めるための基本セット
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- Niva Cook 編集部
家庭料理を始める時は、たくさんの道具や調味料をそろえなければと思いがちです。しかし最初に必要なのは、店の厨房を再現するセットではありません。ご飯、汁物、炒め物、簡単な煮物を迷わず作れる土台です。使う回数が多い物から少しずつそろえれば、予算も収納も無理がなく、料理の練習に集中できます。
最初にそろえる道具
道具は、包丁一本、まな板一枚、深さのあるフライパン一つ、片手鍋一つ、耐熱ボウル二つ、菜箸かトング、へら、おたま、ざる、計量スプーンと計量カップから始めます。包丁は万能包丁なら野菜、肉、果物に対応でき、まな板は滑りにくい物を選びます。フライパンは二十六センチ前後で少し深さがあると、炒め物だけでなく少量の煮込みにも使えます。片手鍋は味噌汁、ゆで卵、麺をゆでる湯を作るのに役立ちます。
器具の材質やブランドを最初から統一する必要はありません。握った時に重すぎないか、洗いやすいか、家のコンロや食洗機に合うかを優先します。特に包丁は高価さより、刃がまっすぐで持ち手が安定することが重要です。切れ味が落ちたら研ぐ習慣を付けると、一本でも長く使えます。
調味料は基本の味を作れる量で
調味料は、塩、砂糖、しょうゆ、みそ、酢、食用油を基本にします。好みでこしょうやだしの材料を加えれば十分です。これだけで、焼く、煮る、和える、汁にするという基本の味付けができます。大量の調味料を買うより、小さめの容量を使い切るほうが、味の違いを覚えやすく、冷蔵庫も混雑しません。
主食は米、乾麺、食パンのうち食べる物を一、二種類、常温で持てる食材は卵、玉ねぎ、じゃがいも、缶詰、乾燥わかめなどから選びます。肉や魚、葉物野菜はその週に食べる分だけ買います。常備品を「必ず置く物」と「切れたら補充する物」に分け、買い物リストを冷蔵庫に貼っておくと、始めたばかりでも迷いません。
一食を作って必要性を確かめる
具体例として、豚こまと玉ねぎのしょうが焼き、わかめの味噌汁、ご飯を作ってみましょう。玉ねぎを包丁とまな板で切り、フライパンで豚肉と一緒に炒めます。しょうゆ、砂糖、少量のしょうがで味を付けます。片手鍋では湯を沸かしてわかめを入れ、火を弱めてみそを溶きます。この一食で、切る、量る、炒める、煮るという基礎的な動作を一通り練習できます。
調理中に不足を感じたら、その場で買い足さずメモします。たとえば熱い鍋を置く場所がなく困ったなら鍋敷き、残りを保存しにくかったならふた付き容器が次の候補です。一週間のうちに何度も必要になった物だけを追加すると、道具が目的化しません。
続けやすい手順を作る
料理を続けるには、片付けまで含めて手順にします。始める前にボウルか皿を一枚出して切った材料を置き、使い終えた包丁とまな板は調理が終わるまで端に寄せます。食事を盛り付けたら、フライパンや鍋が温かいうちに湯で汚れをゆるめ、食後に洗います。洗った道具の戻す場所を決めるだけで、次の日に始める負担が小さくなります。
週に二、三回は同じ基本セットで作れる献立を繰り返してください。卵炒め、野菜スープ、焼き魚、うどんなど、簡単な料理でも構いません。同じ道具を使うことで、火加減、量、洗い方が手になじみます。新しいレシピは、基本の一食が無理なく作れるようになってから一つずつ増やすとよいでしょう。
よくある失敗
最初の失敗は、レシピに合わせて専用道具を次々買うことです。スライサー、泡立て器、専用鍋は便利でも、使う回数が少なければ収納を圧迫します。まず包丁やへらで代用し、三回以上困った物だけを検討します。また、調味料を大容量で買って使い切れず、古くすることもよくあります。
もう一つは、難しい料理から始めることです。工程が多い料理は、失敗の理由が分かりません。肉を焼く、野菜をゆでる、みそを溶くといった一つずつの動作を覚えてから組み合わせましょう。完璧な献立を目指して疲れるより、卵かけご飯に具だくさんの汁物を足すような日があっても十分です。
まとめ
家庭料理の基本セットは、包丁、まな板、フライパン、片手鍋と少数の扱いやすい道具、そして基本調味料で作れます。まず一食を実際に作り、不足した物だけを後から加えるのが失敗の少ない方法です。毎回同じ流れで作って片付けることで、道具は自然に手になじみます。最初から完璧にそろえるより、普通の食事を一回作ることが、家庭料理を続ける一番確かな始まりになります。
デジタル温度計
火の通り、鶏肉、再現しやすい家庭料理を扱う記事に自然に合わせやすい道具です。
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